恭: 「の夏…って、おい!」
まなみ: 「知ってる人が読めば、剣士マドーカのモデルはまどかさんで、召喚士ヒカールのモデルはひかるちゃんよね。で、たぶんユングザークのモデルは勇作君…」
カズヤ: 「ね?。アブナイでしょ?」
恭: 「アブナイどころじゃない!。キャラの名前がまんまじゃないか!。万が一採用されちゃったら、オレがまどかにたたッ斬られちゃうよ!」
まなみ: 「あー。お兄ちゃん。万が一ってゆーのは失礼じゃない?。妹の努力はちゃんと評価すべきよ」
恭: 「努力するならもっと他のアイディアで書いてくれ!。く、くるみー!。くるみー!くるみー!」
まなみ: 「くるみちゃんなら出かけたでしょ!」
恭: 「あーそーだった!。あたふたあたふた」
まなみ: 「採用になってヒットしたら世界中の人がそのゲームをするのかなぁ」
恭: 「せかいじゅう?。終わりだ、もう、終わり…」
カズヤ: 「しょーがないねー。じゃあ、キャラの名前を差し替えて、くるみお姉ちゃん達の記憶も差し替えちゃえば?。そしたら、くるみお姉ちゃんの努力を無駄にしなくて済むし、恭介兄ちゃんもまどかお姉ちゃんに、たたッ斬られなくて済むんじゃない?」
恭: 「そ、そこまでやらなくても…記憶操作なんて…」
まなみ: 「でも、身内だからこそ、やる時はキッチリやらなきゃダメなのよね」
恭: 「ううん…………」
カズヤ: 「やる、やらない?。どっち?。時間無いと思うけど?」
>>こんな大事になるなんて。困りました…困ったけど。
カズヤ: 「決まりだね。じゃ、くるみお姉ちゃんのケータイと、担当者さんへ電話かけてくれる?」
まなみ: 「電話かけてどうするの?」
カズヤ: 「まず、電話越しに催眠術をかけて、くるみお姉ちゃんと担当者さんに待ち合わせの時間が遅れたと思わせる。足止めだね。術は2人が顔を合わせたら解けるようにしておくの」
恭: 「それで?」
カズヤ: 「足止めしている時間内に、こっちで新しいキャラ名を考えて、キャラ名ができたら、催眠術にかかっているくるみお姉ちゃん自身に原稿を書き直させる」
まなみ: 「タイムリミットがあるのは、しょうがないわね……」
カズヤ: 「で、2人が顔を合わせる時間に、くるみお姉ちゃんの記憶をケータイ使ってボクが遠隔操作すればミッション完了!。どう?。一度、こーゆーのやってみたかったんだぁ〜♪」
恭: 「カズヤ…おまえな…」
>>末恐ろしい…カズヤはテレパスだけじゃなく、最近は記憶操作まで身につけており。しかも、ケータイの電磁波を利用してだなんて、ほとんど人間兵器なのです。
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