Top/This site/Animation/Manga/ParallelNovel/Links/
TV ANIME
back to list
12 アメリカ留学!サヨナラまどか
Episode 12: Amerika ryuugaku ! SAYONARA Madoka

 

 物理的に離ればなれになってしまうことは、恋を育む上で半ば絶望的でもある。どんなにインターネットが張り巡らされても、彼や彼女の肌に触れることは出来ない。特に親の庇護にある少年少女は自分の意志ではままならない状況も多いだろうしね。1度しかない人生、決断をしなきゃならない選択の場面は幾つかあるだろうけど、「何を大事に思うか」、これで心が決まる場合もある。

 とまあ、たいそうな前フリをして、研究内容が腰砕けだったりするとまずいよな。

 今回は恭介とまどか、2人の絆について、

<『恋するカオス=鮎川まどか』フェイズ4>
 ・カオスクイーン覚醒!

<2人の絆=【パーフェクト・オレンジ】>

<『きまぐれロジック』フェイズ4>

 の3本立てです。


まず、まどかと恭介を追跡してみましょう。
(研究用の解釈を加え脚色してあります )

 

<時系列(行)>

・まどかの姉が結婚。が、不吉な予感、…恭介はアバカブでまどかがアメリカに移住する事実を知る。恭介達には内緒にしてくれとの伝言らしい。後3日しかない。えぇーいっ。どうすればいいんだ?。

・前日までは何も知らないフリをしてお別れパーティーをすることになったが…。寝不足の恭介。朝の挨拶。いつもの照れ隠しのような突っ張りとは違うと恭介にもわかった。結局、学校でまどかは恭介を一度も見ようとはせず。

・ひかるの提案で、まどかのためにお昼休みのバイキング作戦を決行。

・出逢いの階段でサックスを吹きながら、恭介のことを想い出すまどか。

・アメリカへのフライト前日、土曜日。まどかは学校に来なかった。アバカブにも姿を見せない。皆でまどかを探すことになる。

・街を探してもまどかの姿は見つからなかった。恭介、ふと思う。「もし、僕のこと…」。その頃、まどかは春日家に来ていた。「あたし素直じゃない、我が儘だから」

・出逢いの階段。2人は再びめぐり逢う。「また、数え間違えたわね」「やっぱり、ここだった」

・児童公園でブランコに乗る2人。まどかは素直になれず、アメリカでの予定を披露して強がるが…恭介、「あの階段の数を数えたときからオレにとってはここが一番素敵な街なんだ」とストレートに告白!!。ころころと笑うまどか。「みんなをからかっただけ」ときまぐれ発動。

・フライト当日、空港。まどか、「あ〜ぁ、行っちゃった…」。恭介、「ホントに初めから行く気がなかったのだろうか?」。まどかは日本に残ることになった。

 

<『恋するカオス=鮎川まどか』フェイズ4>

 恭介との絆を感じたまどか。刹那、瞬間の一大決心。何故、そんな向こう見ずな決断を?…。答は簡単、自らのインスピレーションをとても大切にする彼女だからです。どんな未来が訪れようとも、今の心の響きを大切にする=今を大切にする=カオスクイーンとして彼女が自己覚醒した瞬間でもあります。

 鮎川まどかは春日恭介との絆を感じたインスピレーションを大切にし、2つの未来を封印します。長年の希望であった親との同居、そして、アメリカ留学によって彼女にもたらされたかも知れない未来。引き替えに、『恋するカオス』は『春日恭介』を固定するためのフィルタリング・スキルに『2人の絆』を会得しました。このスキルはまだ不安定。しかし、まどかと恭介のふれあいの中で熟成され、よりスペシャルなスキルへと成長してゆきます。

 『恋するカオス』はフェイズ4へ移行。

 

<『きまぐれロジック』フェイズ4>

 「鮎川はホントに最初からアメリカに行く気がなかったんだろうか?」

 …んなわきゃないだろ、恭介!(笑)。

 恭介とのふれあいは、まどかの将来をも左右している。そのこと(2人の絆)に彼が気付いてしまった裏返しでもある。まどかに『アメリカ行かないきまぐれ』を発動させてしまった事に責任をとれない、というか、そこまで傲慢な自信を持てない恭介らしいコメント。が、恭介は自身の責任でまどかの『きまぐれ』を誘発できる可能性を知った。

 フェイズ4へ移行。

 このストーリー以後、2人は出逢いの階段に絆の確認をするため、しばしば訪れることになる。

 

<2人の絆=【パーフェクト・オレンジ】>

 「もし、僕のこと…」
 「あたし素直じゃない、我が儘だから」

 そして、…2人がたどり着いた出逢いの場所。
 そこは『最も謎めいたきまぐれ』が発動された階段。
 2人は互いに育んできた想いを出逢いの場所、瞬間へと結合、凝集させ、比類無い価値(=絆)へと結晶化させようとしている。

 「また、数え間違えたわね」
 「やっぱり、ここだった」

 99段と100段の間の空間。限りなく1段に近く、決して1段に満ちることの無いこの空間に2人の想いが凝縮されている。2人が互いに歩み寄ったとき、絆を確認できる空間。どちらの色に染まるわけでない、100段に近ければ限りなく赤く、99段に近ければ限りなく黄色(ま、どちらでもいいんだけど)のグラデーション構造を持っている空間。2人の絆は完全無比なオレンジを発色している箇所で最も強く結ばれている。

 2人が再会を喜ぶセリフ間に【パーフェクト・オレンジ】を感じられたならキミもパーフェクトだ(なんちゃって)。

 

 よぉし、乗ってきたゾ(笑)。

 じゃ、次のストーリーへいってみましょう→next story!!

Episode 12: Amerika ryuugaku ! SAYONARA Madoka
back to list
TV ANIME
Top/This site/Animation/Manga/ParallelNovel/Links/