<時系列(行)>
・恭介が帰宅すると隆(父)がモデル撮影をしていた。その光景が目から離れず、「美しいということはそれだけで才能」だと恭介興奮。
・まどかは皆の前で相変わらずよそよそしく、あの笑顔(登校2日目)が嘘のような気になる恭介。
・小松と八田が隠し撮りを展示中。妹たちが狙われたら…恐怖を感じる恭介。
・勇作に屋上へ連行される恭介。現場にはまどかも駆けつけた。「やられる」と思いきや、いきなり土下座され「ひかるちゃんを芸能界にいかせないでくれ!」と頼まれる。
・勇作から事情を聞き、まどかと恭介はひかるに対し「自分勝手に思い込んでいることって多いから」「そうそう」と評価。が、恭介、“人物写真家とモデルとのよくあるスキャンダル”を思い出し興奮する。
・ひかる登場。真っ先にまどかと恭介に訊いてもらいたかったと言う。
・「いつもは、うるさいぐらいのひかるちゃんが…」恭介はひかるが手の届かない存在(アイドル歌手)になる夢を見てうなされる。
・「かなり心配そうだからさっ」撮影にはまどかが同行することになる。「そ、そんなこと」と、恭介はうろたえ、まどかに笑われる。
・撮影当日の日曜日、男手が足りないところに、カメラ習いたいという口実で小松と八田が登場。妹たちが心配な恭介は同行することにする。
・駅に現れたモデル…ひかるだった。隆と親しげに会話するひかる。恭介はまどかにそっぽを向かれ、2人は気まずい状態に突入。
・ロケ地の海に到着した一行。ひかるの撮影が始まる。恭介は妹たちが気になりつつ、「ひかるちゃんが、こんなに可愛いとは…」と気もそぞろ。
・まどかが先に帰ると言い出す。恭介はまどかを引き留める言葉が見つからない。隆はその様子をみて「あの娘にも頼んでみてもらえるか?」と助け船。恭介、喜び勇んでまどかを追う。
・「あたしそんな柄じゃないよ」とまどかは素っ気ない。恭介はずるい自分と鮎川への想いに揺れながら「鮎川がモデルになってくれなきゃ、やなんだ!」と宣言。まどかはしばし沈黙…そして「まるで、だだっ子だね、春日君は」と了承。「んもぅ、ほんとに…」恭介の手を引き現場に戻る。
・まどかの撮影。恭介めちゃくちゃ嬉しい状態。
・自宅暗室で隆の腕前に感心する恭介。隆はまどかを「表情が猫の目のように変わる」と評価。恭介、まどかの写真を感慨深く見入る。
・恭介はまどかにスナップを渡すが失敗。まどか「ほーんと、良く撮れてるわ、最高!」とイヤミ一発。恭介は、2人初めてのツーショット写真“海岸で恭介の手を引くまどか”をまどかの下駄箱にそっとしのばせる。まどかはそんな恭介に「ドジなんだから。もぅ。」と独り言。
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