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07 まどかの私生活!?口づけスパーク色
Episode 7: Madoka no shiseikatsu !? Kuchiduke supa-ku iro

 

 意中の彼女から頂戴したビンタ。飛散するお星様が綺麗でさ、軽い脳震とうと目眩、頬に後引くほのかな痛みが癖になりそうな…あの一瞬のスパークが格別なんだよね。などと、マゾっぽいことを言ってないで研究研究。

 今回は、

<反動利用、スペシャル・ワン>

<上手なスパイス(疑惑)づくり>

<スパイスづくりに触媒を>

<おまけ:幻のカツサンド序編>

 の4本立てです。


まず、時系列追跡(今回は研究用解釈を入れてます)。

 

・恭介、小松の自宅で壁一面に張られたアイドルのポスターに感心する。「どーしてあんな変な娘がいいのか。わからない」と小松。恭介はまどかの事かと勘違いし 「あの娘はそんな娘じゃない!」さらに、小松と八田からまどかのウワサを聞き、まどかの過去をほとんど知らない自分に気がつく。アバカブでバイトした夜のまどかの行動は自分だけに限らないのでは?と恭介、疑心暗鬼に。

・まどかの事を考え混乱する恭介。無意識にまどかの自宅まで行ってしまう。まどかに発見され理由を問われるが、あやふやな返事をしてしまい、怪訝な表情をされる。

・恭介とまどか。カフェバーの入り口で、まどかの知り合いにおちょくられる。恭介ムキになり、バトルモード突入。が、まどかに制止されカフェバー入店。恭介はまどかの振る舞いに大人を感じ、自分がひどく子供に思えて恥ずかしくなる。結局、2人はお酒を飲むことに。

・泥酔した恭介。自分が子供扱いされる事を愚痴り、まどかに対しても「いろいろ遊び慣れているだろうさ」と失言してしまう。恭介はまどかへの想いから勇み足、まどかの唇を奪おうとするが、腰の入った強烈な一発を食らう。恭介ふっ飛ぶ。

・恭介は自分の部屋で目覚め、昨夜の出来事を想い出し、自己嫌悪に陥る。

・始業前。まどかは恭介の挨拶を無視。厳しい視線で睨みつける。その後、廊下で恭介に呼び止められた際も厳しい視線で射すくめる。恭介は謝罪の言葉も出ない。

・昼休み。カツサンド戦争のさなか、ひかるが恭介に突然抱きつく。恭介はその場しのぎの理由を付けてひかるの猛アタックから逃れるが、アバカブで待ち合わせる約束を言い渡され、うろたえる。

・放課後アバカブでまどか。ひかるの注文を間違える。「注文を間違えるなんて何かあったんじゃないですか?」とひかるに問われ、「未遂だったんだから」とうっかり口を滑らしてしまう。さらに問いつめられ、わざとコップを落として割り、なんとかやり過ごす。マスターは“わざとやったくせに”とお見通しで、まどかに「そう言えば、今日来ないね?春日君」と追い打ちをかける。まどか動揺を隠せず、コップの破片で指を切る。帰り際、まどかはマスターから「難しく考えないことだ」と助言をもらう。

・まどかと恭介。互いにキス未遂の瞬間を想い出している。恭介はまどかの苦悶の表情と、ビンタの理由を考えるうちに、彼女の真意に気付く。恭介はウワサに惑わされ、まどかの過去を知りたいあまりに、デリカシーの無い行動をとった自分を責める。

・翌日、学校昼休み。まどかは恭介に何か告げようと教室から誘い出そうとする。しかし恭介は小松にカツサンド戦争へと強制連行される。恭介、振り切れない自分の意志が弱いとやけくそに。

・恭介とひかるは校舎の屋上でランチ中。恭介はひかるから昨日のアバカブの出来事を聞き、まどかのことで思考がいっぱいになる。恭介を捜して屋上へやってきたまどかは、恭介とひかるのランチタイムを目撃。 階段を駆け下りてゆくまどかをを追うために、恭介は一か八かパワーを使い、まどかの先回りをする。

・恭介はまどかに「お酒の勢いを借りたのは確かだけど、だからといって、誰でも良いというわけではない」と謝る。それに対し「私も同じ」とまどか。さらに、「あのとき一度だけよ。もっと不良だと思ってたんでしょ?」

・2人はお互いの真意を確認し微笑み合う。お昼を食べていなかったことに気付いたまどかは、恭介から投げ渡されたカツサンドを頬張る。ひかるは屋上に置き去り。

 

<反動利用、スペシャル・ワン>

 唐突に「キミがスペシャルなんだ」、などと告白しても効果は少ないし、逆におかしなヤツと思われるのが関の山。雰囲気作りを怠ってはいけないな。

 <スペシャル・ワン>を確認するために効果的なアイテム=疑惑は恋愛を深めるための必須スパイス。これを上手に振りかけて、互いに相手を疑惑のスープへと没頭させる。疑惑が存在するからこそ、確認しようとする、その反動を利用するっていう寸法だ。

 雰囲気作りはつまるところ上手な疑惑作りとも言える。相手の真意を考えるだけで上の空になってしまうような疑惑が作れたなら最高。ただし、疑惑はスパイスである以上、かけ過ぎ、的はずれな種類を使ってしまったら逆効果。

 では次に、まどかと恭介に見る、上手な疑惑づくりを研究してみよう。

 

<上手なスパイス(疑惑)づくり>

 初めて2人で乗り越える疑惑は事実から生じたものを選択するのが吉。事実から生じた疑惑を解決することで経験値を得、イマジネーション(創出)されたオリジナル・フェイクは相互理解の上に成立する極上のラヴ・スパイスになる。

 恭介とまどかが成長するに従ってフェイクのお味を覚えてゆくのも、事実から生じた疑惑の数々を2人が乗り越え、相互理解を深めてゆくからだね。

 最初から互いにフェイクを駆使しあえる間柄(駆け引き上手)ならいざ知らず、どちらかが乗り遅れるとフェイクは恋を一方的なものにしてしまう。ま、それも恋の1形態だけど。

 

<スパイスづくりに触媒を>

 アルコール(20禁恋愛促進用触媒)。

 今回、恭介とまどかの疑惑作りにかかせなかった液体だ。2人は同じ触媒の力を借りて思いの丈をぶつけ、互いに勇み足をしたことで奇しくも、解決への糸口になるフェイズを一致させている。つまり、相手の状態を自分に置き換えて考えられる状態だということだね。

 2人がいずれ迎えることになる“初めての夜”。そこにもアルコールの演出があって、成長した2人がそれまで培ってきた触媒との素敵な関係を披露してくれる。スペシャルな相手と飲んだ触媒はただのアルコールじゃないんだ。

 

 ※未成年がアルコールの力を借り、恋を進展、もしくは、意中の相手に接吻を迫ることは、法律で禁じられているかも知れない。

<おまけ:幻のカツサンド序編>

 まどかが恭介からカツサンドを投げ渡され、頬張るシーン。幻のカツサンドは3角関係を象徴するアイテム(と、このサイトでは認定)。それを、まどかが頬張った。つまりぃ、…。この続きは第10話の研究で。


じゃ、次のストーリーへいってみませう。→next story !

 

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