<時系列(行)の3人>
・やってもうた、の恭介は風邪をひく。夜遅くひかるが訪問。自分の部屋に初めて女の子を入れる恭介、デートすっぽかしの理由を明かせるはずもなく、嘘を付いてしまう。砂糖を取ろうとしてひかるの手に触れた恭介は照れる。2人は何をするわけでもなく朝を迎え、ひかるは朝帰り。
・くるみの説明不足から、学内スキャンダルに発展。まどかの知るところとなる。
・校舎の屋上でひかるはまどかに、「彼」という言葉を使って恭介への想いをうち明ける。まどかは恭介がひかるに嘘を付いたことを知ると同時に、「あたしも応援するからさ」とひかるに約束をする。
・学内の木陰にひかるを呼びだした恭介。スキャンダルの事を「根も葉もないウワサ」とひかると怒りを共有しようとするが、ひかるは「私のことがキライなんですか?」と切り返し泣く。恭介卒倒。そのまま、保健室送りに。
・熱にうなされる恭介、まどかと間違え、看病していたひかるを抱きしめてしまう。間が悪いことに現場をまどかが目撃。まどか衝撃を受ける。
・そのころ、くるみの説明が足りなかった事が判明。恭介とひかるのスキャンダルは収束する。
・帰宅した恭介。まどかの誤解を解かねばと初電話をかける。20コール目でまどか受話器を取る。が、まどかに「男の言い訳なんて見苦しい」と突っぱねられ、めちゃくちゃ落ち込む。一方、まどかは「言い訳する男なんて、キライになっちゃうぞ」とクマさんをプニプニしながら独り言。
・下校途中、恭介とひかるは喫茶店に。ひかるは恭介にまどかの事をどう思っているのかと訊ね、まどかは短気で怒りっぽいと評価されがちだが、本当はそうではないとペンダントを取り出し、想い出話をする。恭介はまどかとひかるの幼い頃のエピソードを聞き、まどかの事を「筋金入りの気の強さ」と表現。時を同じくして1人、映画館にいるまどか。ナンパしてきた2人組の男相手に大立ち回り。
・恭介がひかるを見送った直後、道路向かいには男たちから追われるまどかが。恭介、パワーを使いまどかを救う。まどかは咳をしながらうずくまる恭介に駆け寄る。
・歩道橋の上。まどかは恭介の体調を気遣い、恭介のおでこに手を当てる。言わずもがなの雰囲気に。恭介はまどかの幼い頃のエピソードを胸にしまうことにする。
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