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あかねとさゆりのきまオレ超研究コーナー
くるみちゃん気をつけて!
「さゆりちゃんが見ず知らずのオトコに連れて行かれただとぉー!?」
「はやく探し出さないと大変なことになるわ」
「乱暴でもされたら…」
「その心配はないわ。下僕が1人増えるだけだから」
「とにかく探しに行きましょう!」
「の前にタイトルコール。ネオ整司、さゆりの代わりよろしく! じゃ行くよ。あかねとー」
「さゆりのー」
 「きまオレ超研究こーなー」
さゆりちゃん気をつけて
  (場面変わってファミレス さゆりと某ナンパオトコ)
「……………」
「き、きみ。名前なんてえの?」
「あかねよ。────で?」
「へーそー。あかねちゃんかぁ。可愛い名前だね」
「よく言われるわ。先に言っておくけど、スポーツとバンドの話題は辞めといた方がいい」
「えぅ?」
「アンタが膝元に隠してるマニュアル、間違いだらけよ。そんなもん信じて行動に出ると赤っ恥かくことになるわ」
「ままま、マニュアルなんてないない! あははは」
「ふん。追加オーダーしていい?」

「ど、どーぞどーぞ。おーい、追加だよー!」

「ネギとロープとICBMの発射スイッチ。それからよく冷えたメタンハイドレード。全部テイクアウトで」
「そんなメニューあった? しかもテイクアウト?」
「女はムードに弱いのよ。静かなところに案内させてやろうというあたしの心遣いなワケ。わかる? わかったらっさっさと行くわよ」
  (場面変わって街中 ネオ整司とあかね)
「しっかし、一体何処の何奴なんだろうねー」
「くそー。オレを差し置き、さゆりちゃんを連れ去るなんて身の程を教えてやるッ!」
「お。ネオ整司、いー感じにボルテージ上がってきた?」
「この展開には何となく覚えがある…そうだッ! 公園に行ってみましょう!」
  (場面変わって公園 さゆりと某ナンパオトコ)
「綺麗な夕焼けね」

「ああ! まるでこの夕焼けはキミとボクを祝福しているみたいだ!」

「棒読みねぇ。ムードが台無しだわ」
「う…」
「これを身体に縛るとリラックスできるわよ」
「そ、それはさっきの」
「はいはい、動かないで。すーぐ楽になれるわ」
  (場面変わって公園 ネオ整司とあかね)
「んー。どこにも見あたらない…」
「んんッ!? 何あれ? 何か打ち上がったわよ?」
「はぁーい」
「さゆりちゃんッ! 探しましたよ!」
「あれ…アンタの仕業ね?」
「そーゆー事。不適格者を処分したわ」
「あれ? 落ちてきてますよ?」
「やば。こっちに来るわ! こーゆーときはネオ整司受けぇぇぇッ!」
「うわわわ。わぁぁぁぁぁぁぁ!」
  (ネオ整司に着弾)

「危機一髪だったわね」

「で、コイツがさゆりに弄ばれていたヤツ?」
「あ、あかねちゃん! 酷いじゃないか!」
「は?」
「やば」
「ててて。あかねちゃん酷いよー!」
「あ、ごめん」
「あかねちゃん。さー続きをしよう!」
「って誰に向かって言ってんの?」
「兄貴!」
「のわっ!?」
「ネオ整司。よーく訊いてちょうだい。あたしそのオトコにあんなことやこんなことを強制されてもーお嫁に行けない身体に…よよよ」
「な、なんですとー! ゆ、許せん…兄貴…死して屍拾う者無しッ! うらうらうらうらッ!」
「あががががぁぁぁ! あ、あかねちゃん…オレはそんな…うぐぁ!」
「さて。これで一件落着ね。あたしはお暇させてもらうわ。じゃ」
「ちょっとまちなさい」
「何? つまんない用事だったら願い下げよ?」
「さゆり。アンタと2人でじっくりと相談したいことがあるの。そーね、小一時間くらい休憩無しで」

「あー、その事。それなら、あんまりにも怪しいオトコだったので、本名を知らせるのは危険と思い、あかねの名前を使わせてもらったんだけど、何か?」

「ほほぉ。濃厚なプレイをお望みのようね。いいわ。次回までにたっぷりと教育してあげようじゃないの。時間無制限で!」
「あ! な、何をするの! やめてー!」
「というところで今回はおしまい。じゃ」
 
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