Top/This site/Animation/Manga/ParallelNovel/Links/
Manga
あかねとさゆりのきまオレ超研究コーナー
ジェラシー・レイン!

「めざわりねッ!」

「そっちこそ!」
「アタシ、暴力はあんまり好きじゃないの。どーしてだと思う?」
「好きなクセに」
「ッんですとぉ? うらぁッ!」
「ぐびゃッ」
「!」
「っと、またやっちゃったわ。できればアタシにこの右手を使わせないで欲しいわね!」
「右脚でかかと落としの間違い」
「い!?  と、とにかく! アンタからあの娘を取り返して見せるわッ!」
「あの娘って誰?」
「あ、あの娘はあの娘よッ!」
「誰だかわかんないけど、もう手遅れよ。ふ」
「よ、よくも! でりゃぁぁぁ!」
「げはぁぁぁぁッ!?」
「バッドエンド一丁あがりね。じゃ行くわよ。さゆりとー」
「あかねのー」
 「きまオレ超研究こーなー」
インパクトの与え方、恋敵篇
「いい蹴りだったわ。あかね」
「でしょう? スッキリしたわ」
「ということで、今回の研究テーマなんだけど」
「まぁ、言いたいことは山ほどあるわね」
「拳で扉を破壊するデモンストレーションは必要あるのかしら?」
「恋敵にインパクトを与えたいのはわかるけど誉められたやり方じゃないね。拳を痛めるわ」

「根回ししてから、頭脳戦に持ち込むべきよ。真綿で首を絞めるように。あぁ…たまらないわ」

「中途半端な腕力を先に見せるのは恋敵を恐れている証拠よ。苦し紛れの一手であることを見破られたら勝機を逸するわ」
「そうそう。欲情に身を任せるのは詰めの段階よね」
「玉砕覚悟でインパクトを与えるにしても公共の器物を破壊するよーな示威行動は下策よ。証拠が残るじゃない。第3者に介入の余地を与えるようなやり方は賢くないわ」
「利用できるものは人であろうが、施設であろうが片っ端から囲い込んでおかなくちゃね。手駒が多いほど戦略の幅が広がるわ」

「そもそも戦う相手を間違えてるわ。その時点で負けは決まったよーなものよッ!」

「ターゲットの外堀を埋めるならやっぱり頭を使わなきゃね。身体を張るのは最終手段よ」
「とゆーワケで結論出たのかな?」
「出たとゆー事にして今回はおわり。じゃ」
 「ばいばーい♥」
   
   
   
「ハッ? オレは一体…」
 
Manga
Top/This site/Animation/Manga/ParallelNovel/Links/