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あかねとさゆりのきまオレ超研究コーナー
ファースト・テスト!
「どれ? どこがわからないの?」
「うーん。この計算問題なんだけど…」
「あぁ、それはね」
「……………(くんくん)」
「えーっと、んーっと、あれ? んんー」
「……………(すーはーすーはー)」
「おっかしーなー、あ、そうそう、これをこーして」
「うッ!──────(昏倒)」
「ムカッ なんなのよ、そのリアクションは!? 犯罪的な香りとか官能的なフレイバーとか他に表現方法あるでしょーが!? 失礼なヤツね!」

「あかねったらいつもこーやってオンナを無力化しているのね。そして意識が無いのをこれ幸いと背中から触手を出して」

「するかッ! 触手も生えてないッ! 毎度毎度アタシのキャラを崩壊させよーと画策すんなッ!」
「まあいいわ。いずれ貴女の正体は暴くとして、さゆりとー」
「あかねのー」
 「きまオレ超研究こーなー」
テスト勉強にかこつけてラブラブ
「アンタなんかコメントある?」
「待って。いま勃起ってて苦しいの…」
「ツインテール掴み投げッ!とぉッ!」
「くるしゅたッ! その程度の投げ技であたしがやられると思って? 飾りじゃないのよツインテールは」
「や、やるわね…じゃなくて! 言い出しっぺの法則をきっちりトレースしてんじゃないわよ! Hネタ禁止! 戒厳令出てんのッ! アンタこれでペナルティ2つだよ!」
「減点20ってところか。これであたしの持ち点は9十9万9千9百8十点になったワケだけど、痛くも痒くもないわ。利子で次回までには回復してる」
「アンタってば日本の学校における成績評価システムをとことん舐めきっているわね。いいわ。アタシが問題を出す。ホラ、この計算問題を解いてみなさい!」
「ふむ。────あ! 鮎川まどかが歩いてる!」
「え? どこ? どこに? まどかちゃーん!」
「はい、解けたわ。パーフェクトね」
「す、すごい…。さゆり、アンタって頭良かったんだね。見直したよ!」
「こんな問題お茶の子さいさい猫ぽいぽいよ。そーだ。あかねにも教えてあげるわ。どんな問題もすらすら解ける必殺の最終兵器!」
「もうオチ見えたけど付き合うわ。教えて」
「あたしの下僕達の英知を結集した広瀬さゆり専用、模範解答付き量子化教科書デバイス! むろん編纂者には先生方も含まれてるわ。お墨付きってワケ」
「相変わらず下僕と他作ネタをフル活用してるなー。で、一見紙媒体に見えるこのなんたらデバイスはどーやって使うの? 怪しげなこのプラグを引き伸ばして何処かに挿すワケ?」
「それはプラグに見せかけた筆記用具なのよ。ハイテクとローテクとが絶妙に互いを化かし合っているワケ。どう? 恐れ入ったでしょ」
「羨ましいわ。テストなど何処吹く風とクールを気取る裏側で、小賢しさの限りを尽くし、なんの罪悪感もなく勝ち誇るアンタがね」
「わかってくれて嬉しいわ。さぁ、あかね。一緒にお勉強しましょ。どの教科からやる? 物理? 生殖行動時における衝突緩衝のシミュレートあたりからじっくりと」
「喚びました?」
「抜いて強襲ッ! 連射ッ!」
「バーン、バーン ♥!!」
「くはッ! 腕を上げましたね…ってオレの出番これだけですかぁぁぁぁぁ───────」
 
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