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あかねとさゆりのきまオレ超研究コーナー
まっ赤な麦わら帽子!
「マエフリなしでいいわよね?」
「あたしは自信あるからいらないけど、あかねはマエバリくらいつけておいたほうがいいわよ。ふふ」
「このアマ…。じゃ、いくよ。あかねとー」
「さゆりのー」
 「きまオレ超研究こーなー」
初回なのでテキトーに。
「えっと…第1話ね。キーワードは赤い麦わら帽子、99.5段、タバコ、超能力、ビンタってところかな?」
「そーなの?」
「そーなのって、アンタ読んでないだろ?」
「だってあたし最初の方、出てないし」
「アタシも出てないけどね。ふ」
「うわ。いきなり鬱入ってる?」
「どーしてアタシが99.5段の君じゃなかったのかしら…よりによって恭介とは…運命って残酷だわ。まどかちゃんもまどかちゃんよ…何で麦わら帽子を初対面の馬の骨にあげちゃうの? それにそれに…ビンタじゃなくってグーでチンにいっとけばフラグ立たなかったかも知れないのに…アタシならマウントポジションでボコボコに…はぁ」
「それじゃいきなりバッドエンドのフラグ立っちゃうじゃない。あたし達の出番も永久に来ないわ。それでいいの? イヤでしょう?」
「さゆりに理路整然と諭されるなんて…アタシもヤキがまわったわね」
「なーに言ってんのよ。友達じゃない。あかね。アンタがヘタレてどーするのよ? 過ぎたことをウジウジと。女々しいあかねなんて見たくない。漢(おとこ)らしくないわ」
「いーのよ女々しくて。そもそも女々しいという言葉は漢のためにある言葉────って誰が漢だぁぁぁ!」
「やっと調子が出てきたわね。それでこそオンナの中の漢、春日あかねだわ」
「死なす」
「ちわー」
「何か出た」
「のぉぉぉん! やだなー 第1話から出演しちゃってる小松ですよ。小松整司。中盤ではさゆりちゃんとも絡みがあったでしょ?」
「あたしの許可もなく自己紹介した上に妄想述べて満足? 大体アンタなんかあたしのハンティングリストに載ってないの。つまり捕獲対象外、すなわち認識範囲外の生き物なのよ。わかる? わかったら○○臭い部屋の隅で膝を抱えてあたしの想像でもしてなさい。それくらいは許してあげる。さ・よ・う・な・ら♪」
「あぁ、イイッ! そのまるでドナドナされてゆく子牛を哀れむような、それでいて汚らわしいものを蔑すむよーな澄んだ眼差しッ! さゆりちゃん最高ですッ!」
「はいはい。で、小松くん。アンタが記念すべき初回のゲストってワケね。とりあえずビシッとコメントしてよ。」
「えーっと…」
「はい終わり!」
「早ッ!」
「短い上に意味なく退屈なコメントだったわね。さも思わせぶりに結論を先延ばしにしよーとする態度が気に入らないわ。どー責任取ってくれるワケ? うらうら」
「あわわ。そんなご無体な」
「沈める? 埋める? それともぉ〜」
「ひ、ひどいですよー。物語の設定をさり気なーく読者にご紹介するとゆー大役を担ってる者同士、仲良くしましょうよ。脇キャラの悲喜こもごもを朝までフレンドリーに語り合いましょうよ。ね?ね?」
「ったく、しょーがないわね。じゃ、クイズ。第1話で小松くんが読んでた漫画は何?」
「りぼん」
「ブッブー。はずれー。この程度の問題をいきなりハズスなんてアンタ、微塵も生きてる価値ないわね。さぁ〜て、準備準備」
「ど、どうして? うわっ、何に縛りつけられてるんですかオレの身体? さゆりちゃん!」
「りぼんは雑誌の名前でしょ。アタシ達が訊いてるのはどのページを開いてたかってことよ。というワケでおしおき決定。さゆりー打ち上げ準備いい?」
「打ち上げ?」
「検証実験よ。ホラ、ネギしょったカモがICBMでどーたらこーたらってゆー。あれ前々から気になってたの。でも、ネギもカモも用意できなかったから生体部品をアンタに換装してちゅどーんと、ネ。はい準備完了!」
「よし。カウント省略。発射!」
「うわー、うわー! ネギとカモが用意できなくて大陸間弾道弾は用意できるんですか!? そんなの理不尽過ぎます! ってゆーかアレはギャグでしょ!! 春日ぁー助けろー いや、春日じゃダメだ、あ、鮎川ぁー 停めてくれー この2人を停めてくれぇぇぇぇー」
 
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